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入江聖奈のライバルだった晝田瑞希がプロ3戦目で初タイトル挑戦 金ネイルでベルトつかむ

[ 2022年8月31日 18:29 ]

プロ3戦目で日本王座に挑戦する晝田瑞希
Photo By スポニチ

 プロボクシング日本女子フライ級王座決定戦6回戦(9月1日、東京・後楽園ホール)の前日計量が31日、東京都渋谷区のクラブキャメロットで行われ、同級1位の晝田瑞希=ひるた・みずき=(26=三迫)はリミットよりも100グラム軽い50・7キロで一発パス。同級3位の柳井妃奈実(24=真正)は1回目が52・1キロ、再計量でもリミットを600グラム超過する51・4キロだった。日本ボクシングコミッション(JBC)は試合当日の再計量で柳井が契約体重の8%以内にすることを条件に、試合を許可した。晝田が勝った場合のみ新王者誕生となる。

 アマチュア時代に全日本女子選手権で2階級制覇し、東京五輪女子フェザー級金メダリストの入江聖奈(22=日体大)と代表を争った晝田はプロ3戦目で初のタイトル挑戦となる。計量会場にはピンク色に染めた髪にへそピアス、白と金色の日本女子王座ベルトにあやかり金のネイルもバッチリとキメて登場。相手の体重超過には「気にしていない」とし、「楽しみです。ここまでランキングの高い選手とやってきたので、いつタイトル戦が来てもおかしくないと思っていた」と笑みをこぼした。

 プロ2戦目となった4月のぬきてるみ(当時井岡弘樹、現真正)戦で7回に2度のダウン。判定勝ちしたものの、26歳の誕生日に「情けない試合をした」とリング上で泣きじゃくった。だが、三迫貴志会長に「勝って反省できるのはいいこと」と励まされ、「ダウンしたことをプラスに考えられるようになった」という。「目立とうとしなくても目立ってしまう」派手な姿で「入場から退場まで楽しんでもらう」のがモットーだが、「一番見てほしいのは勝つ姿」と意気込んだ。

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2022年8月31日のニュース