元120円Jリーガー・安彦が初タイトル　決勝相手が棄権、スーツ姿でベルト授与

ベルトを手にした安彦
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　元年俸120円Jリーガーとして知られ、引退後は格闘家として活躍している安彦考真（44）が26日、初タイトルを獲得した。EXECUTIVEFIGHT～BUSHIDO～の75キロ以下級でこの日決勝戦が行われる予定だったが、対戦相手が棄権したため、安彦の優勝が決定、スーツ姿でベルトを授与された。

　格闘家として初タイトルを手にした安彦は「サッカーで日本一になったこともないのに、人生何が起きるかわからない。ただ、自分が決断したから変われる。何もしなければチャンスは来なかった」と大喜びだ。「これがあるとないのでは全然違う。簡単にはチャンピオンになれないし、うれしい」すでにプロの大会にも出場しており、格闘家としてのキャリアも積んでいる。「人生のジャイアントキリングを起こしたい」と、まだまだ満足はしていない。