【新日本】オカダ　史上4人目のG1連覇へ王手！決勝戦の相手はオスプレイ

レインメーカーを炸裂させるオカダ・カズチカ（新日本プロレス提供）
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　新日本プロレス「G1クライマックス32」が17日、東京・日本武道館で行われた。公式リーグ戦を勝ち上がった4人によるファイナルトーナメント準決勝は昨年の覇者オカダ・カズチカ（34）がタマ・トンガ（39）を破った。史上4人目の連覇を目指し、18日の決勝戦で内藤哲也（40）に勝利したウィル・オスプレイ（29）と対戦する。

　初の決勝進出を狙うタマ・トンガの心をへし折ったのは、オカダの魂がこもった右腕だった。激しい技の応酬からオカダはドロップキック、変形ドライバーと畳みかけ、切り札レインメーカー（短距離式ラリアット）を一閃（いっせん）。19分の熱戦に終止符を打った。

　現IWGP世界へビー級王者ジェイ・ホワイトを破って準決勝に進出した相手にもインサイドワークで上回り完勝。試合後には握手を求め「素晴らしい戦いができたと思う」と健闘をねぎらった。史上4人目の連覇にあと1勝。団体50周年の主役を自任する男は「もうあと一つしかない。熱いG1を最後まで過ごして優勝したいですね」と熱く言い放った。