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ウクライナ防衛に従事していたロマチェンコが米国到着 今年後半のリング復帰へ競技生活再開

[ 2022年8月17日 12:45 ]

ワシル・ロマチェンコ
Photo By スポニチ

 ボクシング元世界3階級制覇王者のワシル・ロマチェンコ(34=ウクライナ)が16日、競技生活再開に備えて米ロサンゼルス空港に到着した。母国がロシアに侵攻されてからの数カ月間、地元のビルホロド・ドニストロフスキー地区の領土防衛隊に入隊。6月に予定していた元3団体統一世界ライト級王者ジョージ・カンボソス(オーストラリア)との対戦が中止となっていた。今年後半のリング復帰を目指す。

 アマチュア時代に五輪2連覇を達成し、プロではフェザー級、スーパーフェザー級、ライト級を制したロマチェンコは今後、ライト級統一王者を視野に入れて練習拠点の南カリフォルニアで練習を再開する。現在のライト級は6月にカンボソスを下したデビン・ヘイニー(米国)が4団体統一王者として君臨する。20年10月にテオフィモ・ロペス(米国)に敗れてライト級統一王座から陥落したロマチェンコは昨年6月に中谷正義(帝拳)に9回TKO勝ちして再起。同年12月にリチャード・カミー(ガーナ)に判定勝ちしたのが最後の試合となっている。

 ロマチェンコは「毎日ウクライナと国民のために祈り、戦争終結を願っている。帰国したのは(2月24日に)戦争が始まって2日目だったと思う。人生が一変すれば考え方は変わる。人生が変わったんだ。あの日何が起きたのか、誰にも分からない。とても悪いこと、世界にとってとても悪いことだ」とコメント。「この時のために準備してきた。チャンスが必要で、試合が必要だ。…(目標は)比類なき、比類なき世界王者だ」と話した。

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