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愛弟子・尚弥のPFP1位に大橋会長も感激「生きている間に見られるとは」

[ 2022年6月11日 13:34 ]

ドネアに勝利し大橋会長(奥)と抱き合う井上
Photo By 代表撮影


 米国で最も権威のあるボクシング専門誌リング・マガジンは10日、全階級を通して世界のプロボクサーを格付けする「パウンド・フォー・パウンド(PFP)」最新ランキングを発表し、WBAスーパー&WBC&IBF統一世界バンタム級王者・井上尚弥(29=大橋)が前回の3位から初の1位に浮上した。日本人のPFP1位は史上初の快挙。

 井上が所属する大橋ジムの元WBA、WBC世界ミニマム級王者・大橋秀行会長(57)のコメントは以下のとおり。

 「自分が生きている間に日本人のオリンピック金メダリスト、世界ミドル級王者、そしてPFP1位を見られると思っていなかった。正直に驚いている。物事を諦めてはいけない。固定観念を決めず、常に高みを、大きく希望を持っていることが大事なのだと感じた。尚弥はすごい、本当にすごいと思う。PFP10位以内のボクサーを見たら、複数階級制覇、複数団体王座を保持してきたすごい選手ばかり。その中で堂々たる1位になったことが驚き。これからも精進し、厳しく激しい練習をともに積んでいきたいと思う。自分も全力でサポートして続けていきたい」

 今回発表されたPFPトップ10は以下のとおり。

 (1)井上尚弥(大橋)

 (2)オレクサンドル・ウシク(ウクライナ)

 (3)テレンス・クロフォード(米国)

 (4)エロール・スペンス(米国)

 (5)フアンフランシスコ・エストラーダ(メキシコ)

 (6)サウル・“カネロ”・アルバレス(メキシコ)

 (7)ワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)

 (8)ドミトリー・ビボル(ロシア)

 (9)ジョシュ・テーラー(英国)

 (10)ジャーメル・チャーロ(米国)

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2022年6月11日のニュース