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敵地で8回TKO防衛の京口「タフで素晴らしい選手にKOで勝てたのは誇り」

[ 2022年6月11日 12:33 ]

ボクシング・WBA世界ライトフライ級王座統一戦12回戦   〇スーパー王者・京口紘人<TKO 8回24秒>●正規王者エステバン・ベルムデス ( 2022年6月10日    メキシコ・グアダラハラ )

計量をパスした京口(左)とベルムデス(ワタナベジム提供)
Photo By 提供写真

 スーパー王者・京口紘人(28=ワタナベ)が8回24秒TKO勝ちし、WBAのライトフライ級王座を統一して4度目の防衛に成功した。プロデビューからの連勝は16に伸びた。試合開始から激しく打ち合い、6回にバッティング、7回には後頭部へのパンチでそれぞれ減点されたが、8回開始から攻勢をかけてめった打ちにし、レフェリーストップを呼び込んだ。

 試合後のインタビューでの主な京口の一問一答は以下のとおり。

――素晴らしい試合。
 「(ベルムデスは)本当にタフで素晴らしい選手。KOで勝てたことを誇りに思う」

――試合後にコーナーのベルムデスに駆け寄ったのは?
 「素晴らしいファイトをしてくれたのと、反則という失礼な行為をしたのを謝りたいと思った」

――仕方ない反則ではなかったか。
 「少し厳しいとは思ったが、それだけ相手にダメージを与えてしまったので仕方ないと思った」

――あえて敵地で試合をした理由を。
 「熱いメキシコのファンの前で明確に勝利すれば評価されると思った」

――今後は。
 「他団体のチャンピオンにも素晴らしいファイターがいる。そういうファイターたちと最高の舞台で戦いたい」

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2022年6月11日のニュース