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尚弥 VSバトラー意欲、4団体王座統一へ「英国に行ってもいい」

[ 2022年5月13日 05:30 ]

WBA・WBC・IBF世界バンタム級王座統一戦   WBAスーパー・IBF王者 井上尚弥《12回戦》WBC王者ノニト・ドネア ( 2022年6月7日    さいたまスーパーアリーナ )

スパーリングを行う井上尚弥
Photo By 代表撮影

 WBAスーパー&IBF統一世界バンタム級王者の井上尚弥が、改めて4団体王座統一へ意欲を示した。12日に横浜市内の所属ジムで、WBC同級王者ドネアとの3団体王座統一戦へ向けて8ラウンドのスパーリングを実施。「もしドネア戦をクリアすれば、バトラー戦など選択肢は広がると思う」と王座剥奪のジョンリール・カシメロ(フィリピン)に代わりWBO王者となったポール・バトラー(英国)を見据えた。

 ドネア戦後のスーパーバンタム級転向も考えられたが、「階級を上げると、どうしても骨格やサイズの差は出る。モチベーションさえあればバンタム級が一番適正階級と思う」と慎重な姿勢。「無理な階級ではないので、いつか挑戦したい」と言いながらも、「元々4団体王座統一戦は選択肢として外していない。やれる可能性も高いと思っている。(バトラーの地元)英国に行ってもいい」と覚悟を明かした。大橋ジムの大橋秀行会長も「ドネア戦をクリアすれば、(4団体統一戦を)日本でも海外でもやりたい」と話した。

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2022年5月13日のニュース