日本人初のボクシング世界王者・白井義男さんの記念品を15、19日に特別公開
ボクシング興行会社のDANGANは13日、日本人初の世界王者、故・白井義男さん(享年80)の記念品を15日(東京・墨田区総合体育館)と19日(同・後楽園ホール)のイベントで特別公開すると発表した。白井さんは1952年(昭27)5月19日、ダド・マリノ(米国)に15回判定勝ちして世界フライ級王座を獲得。今年は王座獲得から70周年とあり、「ボクシングの日」である5月19日前後の興行で記念品の公開が決まった。世界戦で白井さんが使用したガウン、トランクス、練習用グローブ、シューズのほか、タイトル獲得時のポスターや写真などが展示される。
15日は墨田区総合体育館のメインアリーナで行われるDANGAN興行と並行して、サブアリーナで午前10時~午後4時に開催される「すみだボクシング祭り2022」(入場無料)で記念品が展示される。同イベントではWBC世界ライトフライ級王者・寺地拳四朗(BMB)、WBO世界フライ級王者・中谷潤人(M・T)、東京五輪女子フライ級銅メダリスト・並木月海(自衛隊)のトークショーや、10人を超える新旧王者らによるミット打ち体験などが行われる。午後1時開始の興行(有料)ではWBOアジア・パシフィック・フェザー級王座決定戦&日本フェザー級タイトルマッチの丸田陽七太(森岡)―阿部麗也(KG大和)など10試合が組まれている。
また、19日は東日本新人王戦など8試合が組まれている後楽園ホールの殿堂コーナーに記念品が展示される(入場には観戦チケットが必要)。
1923年(大12)11月生まれの白井さんは戦時中の43年11月にプロデビュー。召集されて海軍に従軍し、戦後はGHQ職員だったアルビン・カーン博士の指導で才能を開花させ、日本フライ、バンタム級王座、世界フライ級王座を獲得した。世界王座は4度防衛し、55年に引退。解説者を務めたほか、白井・具志堅スポーツジムの名誉会長にも就任したが、03年12月26日に肺炎のため亡くなった。
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