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中谷正義がロマチェンコ戦以来の再起戦 6・13後楽園ホールでフィリピン2位と対戦

[ 2022年5月13日 10:48 ]

中谷正義
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 ボクシングの帝拳ジムは13日、WBC世界ライト級13位の元東洋太平洋同級王者・中谷正義(33)が6月13日に東京・後楽園ホールで復帰戦を行うと発表した。フィリピン・ライト級2位のハルモニト・デラ・トーレ(22勝14KO3敗)との137ポンド(62・1キロ)契約10回戦で、メーンイベントとなる。

 中谷は20年12月、米ラスベガスで行われたWBOインターコンチネンタル・ライト級王座決定戦でフェリックス・ベルデホ(プエルトリコ)と対戦。2度のダウンをはね返す9回TKO勝ちを演じ、米国でも注目を集めた。昨年6月にはラスベガスで元世界最速3階級制覇王者のワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)とノンタイトル12回戦を戦い、9回TKO負けしていた。戦績は21戦19勝13KO2敗。中谷は帝拳ジムの公式サイトで「次の試合に繋がらない、チャンスが遠のくような試合にせず、自分の力を証明しながらしっかりと勝てるボクシングをしたい」とコメントした。

 セミファイナルでは日本ウエルター級暫定王座決定戦、同級1位・永野祐樹(帝拳)―同級2位・小畑武尊(ダッシュ東保)が行われる。日本ウエルター級王者・小原佳太(三迫)が右足を負傷して永野との防衛戦が中止となったため、暫定王座決定戦が設けられた。

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2022年5月13日のニュース