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【RIZIN】矢地祐介 グスタボにリベンジならず「言葉が出ない」 世界との差も実感「壁を感じた」

[ 2022年4月16日 19:18 ]

RIZIN TRIGGER 3rd   矢地祐介ールイス・グスタボ ( 2022年4月16日    武蔵野の森総合スポーツプラザ )

矢地祐介を攻めるルイス・グスタボ。レフェリーが試合をストップ(C)RIZIN FF
Photo By 提供写真

 格闘技イベント「RIZIN TRIGGER 3rd」が16日に武蔵野の森総合スポーツプラザで開催された。メインイベントで矢地祐介(フリー)がルイス・グスタボ(ブラジル)に2回TKOで敗れてリベンジならず。この敗戦で2連敗となった。

 両者は18年8月の「RIZIN.12」で対戦。RIZIN参戦5連勝中だった矢地はグスタボに2回TKO負けを喫していた。矢地にとっては今回の試合が昨年大みそかの「RIZIN.33」でホベルト・サトシ・ソウザに敗れてから再起戦となった。試合は、1回は打撃の距離感で緊張感のある展開。2回になるとグスタボの打撃が矢地を捉え始め、最後は右フックからパウンドパンチ。矢地は3年半前のリベンジとはならなかった。

 矢地は試合後「言葉が出ないというか、悔しいですね。しっかり負けた。課題も土壇場で出て。もっとやれると思ったし、虚無感というか。まじか…って。課題が序盤も出て修正しかけていたけど、最後も上体上がってパンチもらって。自分に残念な気持ちです」と悔しさを言葉にした。

 相手の印象については「今回は試合ぽくなっていたけど、すべてで上回れていた。組みにもいけず、徹底してやりたいことやらせてもらえず。強くなっているかな」と3年半前よりもグスタボは強くなっていたと語った。

 試合全体についても「しっかり勝って、矢地強いなと思わせたかったけど、見事にやられて。悔しいです。今後は何も見えない。結果的に後手になって見過ぎた。相手の消耗も分かっただけに…。ハイキックは見えていた、しっかり受けるなりさばく、上体上がってしまって。効いてはなかったけど、自分の上体を上げるだめのものだったけど見事にやられた。組みも中途半端。気持ちの面で後手になった感じですね」と振り返った。

 最後に「やっていることは間違っていないので、このまま強くなりたいとは思います。正直、あー世界ってこんなか。もっとやれると思ったので。昔世界で負けたときの感覚に近いもの。現状、世界のトップでない選手に負けてしまって壁を感じてしまった」と世界とのレベルの差を実感していた。

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