40歳ゴロフキン　村田戦へ抱負「絶対に見逃すな」、統一戦実現に感謝も

WBA・IBF世界ミドル級王座統一戦   WBAスーパー王者・村田諒太《12回戦》IBF王者ゲンナジー・ゴロフキン （ 2022年4月9日    さいたまスーパーアリーナ ）

WBA、IBF世界ミドル級王座統一戦の会見に臨むゴロフキン（左）は村田諒太の後方を笑顔で登壇する
Photo By 代表撮影

　ゴロフキンは8日が40歳の誕生日。心境を問われると、「この時期に日本にいることが特別。40歳を目の前にして、この瞬間に日本にいる…それを実現するために、多くの方が努力をしてくれた。だから、特別な気持ちになる」と、村田との統一戦実現に感謝した。

　プロとして試合を行うのは、実に9カ国目。敵地に乗り込んでの決戦だが、ミドル級最強王者に気負いはない。会見中も時に柔らかな笑みを浮かべ、質問にも丁寧に回答。「私はどの試合に対しても責任を持ってプロフェッショナルに取り組んでいる。今回も同じ」と戦術や戦略に関わることは明かさなかったが、延期されたことで「対戦相手の研究をすることができた」と明言。「相手も同じ条件なので、私たちの試合はますます見応えのあるものになる。“絶対に見逃してはならない”と申し上げたい」と改めてアピールした。