×

【DRAGONGATE】K―ness. レスラー人生に終止符も「じいちゃんになってもクネスカだから」

[ 2022年4月8日 07:00 ]

バックステージで笑顔を見せるK-ness.(左)と横須賀ススム(右)
Photo By スポニチ

 DRAGONGATEのK―ness.が7日の後楽園大会で引退試合を行い、最後はKzyのランニングエルボーに屈して有終の美は飾れずに散り、”格闘技の聖地”後楽園ホールで26年間のレスラー人生に終止符を打った。

 引退セレモニーを終えてバックステージに戻ってきたK―ness.は「奇跡起こしたぞ」とひと言。それを聞いた横須賀は「俺らが出て、勝つとか負けるとかじゃなくてK―ness.が最後まで戦い抜いたことが奇跡じゃないかなと思います。このままリングに立てないで終わるんじゃないかと思った男が最後は立派に戦い抜きました」とパートナーを称えた。

 「最後は下から見守る形になりましたけど、必要に助けにいこうとしなかったし、それはお客さんにも伝わってたと思います。K―ness.がKzyを指名した以上は邪魔することもなかった」と試合終盤のK―ness.とKzyの一騎打ちの場面を振り返った。

 引退セレモニーではK―ness.の指サポーターとネックレスを受け取った横須賀。「K―ness.の魂をしっかり受け取ったのでこれを背負って、魂を継承して戦っていくのでK―ness.は心配せずに。俺はまだやるよ」と話した。K―ness.も「K―ness.は終わったけど“クネスカ”はススムが消えない限り永遠に消えないし、渡したものを身に着けて戦えば俺の力がススムに宿るから。それにしてもキツイね。でも気持ちいいよ。寂しいけどマジでホッとした。俺は陰ながらに応援してるから」と横須賀へメッセージを送った。

 横須賀が「リング上での“クネスカ”は終わりましたけど、プライベートの“クネスカ”は続いていくと思うし永遠だから」と“クネスカ”は永遠だと話すと K―ness.も「じいちゃんになっても“クネスカ”だから。”クネスカ”で一緒の墓に入るから」と年を重ねても2人の関係は変わらないようだ。さらに横須賀は「一緒にお墓に入る時も“クネスカ”の入場曲を流してもらおう。2人の入場曲の絆で入ろう」と笑った。

 引退セレモニーでウルティモ・ドラゴンからの「お前は俺の誇りだ」という言葉についてK―ness.は「心から嬉しいです。プロレスラーになって本当に幸せな人生を歩んで来れました」と語った。26年間のレスラー人生に終止符を打ったK―ness.にネットでは「K-ness.最後までカッコよすぎたよ…」「最後まで諦めず立ち上がる姿。最高にかっこよかった」「最後の勇姿しっかりと目に焼き付けました!」「めちゃくちゃエモい引退試合だった」などとファンが各々の気持ちを試合後はつづっていた。 

続きを表示

2022年4月8日のニュース