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K―1無差別級トーナメント 最軽量のサッタリが日本勢なぎ倒し優勝

[ 2022年4月3日 21:08 ]

K―1 WORLD GP 2022 JAPAN~K’FESTA.5   ○サッタリ(3R17秒、KO)谷川● ( 2022年4月3日    国立代々木競技場 )

<K-1GP>無差別級トーナメントで優勝しアーツ氏(左)から祝福されるサッタリ(撮影・島崎忠彦)
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 無差別級トーナメントはマハムード・サッタリ(31=イラン)が制した。谷川聖哉(25=SAGAMI―ONO KREST)との決勝は3R17秒、ガードの上からのパンチで倒してKO勝ちした。

 出場選手の中で最も軽い85・2キロながら、スピードとテクニック、さらにパワーも兼ね備えた戦いで自分より大きな相手を次々となぎ倒した。1回戦はK―Jee(31=福岡チームbiginning)に右フックでKO勝ちすると、準決勝は京太郎(35=チーム未完)をスピードで圧倒して判定勝ち。決勝の相手の谷川には20年10月と21年7月に2度、KO勝ちしていたが、またも返り討ちにした。

 「本当にうれしい。日本の皆さん、ありがとう」。勝利の喜びはリング上から日本語で語った。会場は1993年4月にK―1が産声を上げた場所。試合後は「WORLD GP」を3度制したピーター・アーツ氏からローレル(王冠)を贈られた。

 トーナメントを制して次の目標もできた。6月19日には武尊と那須川天心が対戦する東京ドーム大会が開かれる。中村拓己プロデューサーに「私も出ます。OK?お願い」と詰め寄り、強引に「OK」という返答を引き出した。

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2022年4月3日のニュース