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2階級制覇王者・野杁が圧倒的な強さ 6月の東京ドーム大会「誰でも受けて立つ」

[ 2022年4月3日 20:04 ]

K―1 WORLD GP 2022 JAPAN~K’FESTA.5   ○野杁(2R◆分◆秒、TKO)加藤● ( 2022年4月3日    国立代々木競技場 )

<K-1GP>加藤(左)にヒザ蹴りを見舞う野杁(撮影・島崎忠彦)
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 第2代K―1ウエルター級王者の野杁正明(28=SAGAMI―ONO KREST)がスーパーファイトで加藤虎於奈(26=TEAM TOP ZEROS/LARA TOKYO)を圧倒した。

 1Rはコーナーに追い込んで左右のワンツーでダウンを奪った。2Rも着々とダメージを与えていき、左ボディーからの左アッパーで顎を打ち抜き、倒したところでタオルが投げ込まれた。

 昨年9月のウエルター級王座決定戦を制した野杁は、スーパーライト級に続き2階級制覇王者となって初の試合。「日本人はどうでもいい」と海外の強豪との対戦を希望していたが、コロナ禍の入国規制などで加藤との対戦が組まれた。加藤とは王座決定トーナメント1回戦で対戦予定だったが、コロナ禍の影響で加藤が欠場。“仕切り直しの一戦”でも強さを示した。

 武尊と那須川天心が対戦する6月19日の東京ドーム大会にも参戦する構えで「誰でも受けて立つ」と王者の風格を漂わせた。

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2022年4月3日のニュース