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丸田陽七太VS阿部麗也 5・15に2冠戦 「もやし狩り」発言から早くも舌戦展開

[ 2022年3月10日 18:00 ]

<WBOアジア・パシフィック・フェザー級王座決定戦&日本フェザー級タイトルマッチ発表会見>5月15日に墨田区総合体育館で2冠戦を行うことが発表され、フェースオフする日本王者・丸田陽七太(左)と挑戦者の阿部麗也
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 プロボクシング日本フェザー級タイトルマッチ&WBOアジア・パシフィック同級王座決定戦の発表会見が10日、東京都内で行われ、日本王者でWBOアジア・パシフィック同級1位の丸田陽七太(24=森岡)と日本同級1位でWBOアジア・パシフィック同級3位の阿部麗也(28=KG大和)が5月15日に東京・墨田区総合体育館で対戦することが発表された。

 丸田にとっては昨年2月に獲得した日本王座の2度目の防衛戦で、空位のWBOアジア・パシフィック王座も懸けた2冠戦になった。「すごくうれしく思っている。良い試合をして必ず勝ちます」と力強く宣言。一方、今回が3度目のタイトル挑戦となる阿部は「2冠戦になり、今まで以上に気合が入っている」と意気込んだ。

 質疑応答で互いの印象を聞かれた阿部は「デカイ、ひょろい、色白で、もやしみたい。もやし狩りをしたい」と回答。挑発するような発言に4歳下の王者は「その“もやし”が勝った相手(前日本王者の佐川遼)に負けているじゃないですか」と強烈なカウンターを返した。

 早くも火花を散らす両者の触発されたのか、会見に同席した森岡ジム・森岡和則会長とKG大和ジム・片渕剛太会長までも“舌戦”を展開。「前半KOを狙う」と言う丸田に対し、阿部が「前半KOとほざいていたが、こっちは前半の前半でKO」と反撃するなどヒートアップ。最後は丸田が「「年下をいじめないでほしい。大人げない。でも、何か仕掛けてくると思っていけので予想通りの展開でした」と、丸く収めた。

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2022年3月10日のニュース