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拳四朗「僕の中では負けた試合ではない」 矢吹とのダイレクトリマッチを発表

[ 2022年1月24日 13:50 ]

寺地拳四朗
Photo By スポニチ

 プロボクシングWBC世界ライトフライ級王者・矢吹正道(29=緑)と前王者で同級1位・寺地拳四朗(30=BMB)が24日、大阪市内のホテルで会見し、3月19日に京都市体育館で再戦することを発表した。

 2人は昨年9月に対戦。9度目の防衛を目指した寺地だったが、10回TKO負けを喫し、王座から陥落した。9回に右まぶたをカットし、寺地陣営は故意のバッティングがあったのではないかとして日本ボクシングコミッション(JBC)に意見書を提出していた。JBCは「故意とは認定できない」としたものの、WBCは寺地の実績なども考慮し、ダイレクトリマッチを認めていた。

 会見に臨んだ矢吹は「また強い選手と戦うだけなんで、次もしっかり勝って防衛していきたいと思います」と抱負。寺地は「こうして、すぐに再戦させてもらえて運があるなと思っている。そのチャンスをしっかりつかんで、チャンピオンに返り咲きたい」と意気込み。「試合は負けましたけど、僕の中では負けた試合ではなかったので、絶対に勝てる自信はある」と言い切った。

 新型コロナウイルス感染が広がる中での興行となるが、プロモーターを務める真正ジムの山下正人会長は「今のところ100%の観客動員を計画している」と話した。

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2022年1月24日のニュース