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元日本王者・黒田雅之が2年8カ月再起戦「試合ができるのは楽しみ」 

[ 2022年1月24日 15:41 ]

スーパーフライ級8回戦で2年8カ月ぶりの再起戦に臨む黒田雅之は計量をクリアし笑顔
Photo By スポニチ

 プロボクシングの元日本フライ級王者・黒田雅之(35=川崎新田)が25日、東京・後楽園ホールで2年8ヶ月ぶりの再起戦に臨む。スーパーフライ級8回戦で重里侃太朗(25=仲里)との対戦。24日は前日計量が行われ、黒田はリミット(52.1キロ)より200グラム軽い51.9キロ、重里は100グラムアンダーの52.0キロで、ともに一発パスした。

 黒田は19年5月にIBF世界フライ級王者モルティ・ムザラネ(南アフリカ)に挑戦も12回判定負け。当初は20年3月に再起戦を計画していたが、コロナ禍で延期となり、同11月に決まった試合は自身の故障で延期となっていた。「試合ができるのは楽しみ。久しぶりの減量も面白かった」と笑みを浮かべ、「僕らしさを見せたい。プロボクシングのリングに立てることをかみしめて試合をすれば、結果はついてくると思う」と自然体を強調。「2年8カ月の間に僕を忘れた人もいるだろうし、新しくボクシングに興味を持った人もいると思う。そういう人に黒田雅之というボクサーを覚えてもらい、忘れていた人には思い出してもらえるように。そういうことも意識したい」と話した。

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2022年1月24日のニュース