×

入江聖奈「アジア大会で1番獲りたい」 大学卒業後引退の意思は変わらず

[ 2022年1月8日 16:50 ]

入江聖奈(左)に東京五輪の金メダルをかけてもらい、記念撮影する最優秀選手賞の原田美琴(右)
Photo By スポニチ

 東京五輪ボクシング女子フェザー級で金メダルを獲得した入江聖奈(21=日体大)が4日、三重・四日市市相互体育館で開催されている全日本女子ボクシング選手権ジュニア大会のリングで四日市市の森智広市長とトークショーを行い、大会の最優秀選手に「入江聖奈賞」を授与した。

 自身も鳥取・米子西高2、3年時に連覇した大会。後輩たちの熱い戦いを見守った入江は「若いなぁ~と思いました。シニアになって駆け引きとかばかり考えていたけど、高校生はアグレッシブ。(自分も)4年前は若かったんだなと思いました」と笑顔。早ければ4月以降にも対戦相手となる可能性があるだけに、「まだ年下に負けたことがない。誰が上がってきても負けないぞ、というのはあります」とライバル心ものぞかせた。一方で後輩たちに国際大会出場を勧め、「世界を獲ろうと思ったらフィジカルの強化が不可欠」と助言も。

 大いに刺激を受けた様子だったが、大学卒業後にボクシングを引退する意思に変化はない。今年は元日からトレーニングを始め、3日にはジムワークも再開。16日からウズベキスタンでの国際大会出場を予定している。入江は「5月には女子大学トーナメントがあるので日体大として総合優勝したい。あとは全日本、アジア大会で1番を獲りたいです」とラストイヤーを突っ走る決意を示した。 

続きを表示

2022年1月8日のニュース