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フライ級優勝の原田美琴に「入江聖奈賞」 日本女子ボクシング選手権ジュニア大会

[ 2022年1月8日 16:00 ]

入江聖奈(左から2人目)と記念撮影する最優秀選手賞の原田美琴(右から2人目)。左は優秀賞の冨田愛真、右は同じく優秀賞の西中結菜
Photo By スポニチ

 全日本女子ボクシング選手権ジュニア大会最終日は8日、三重・四日市市総合体育館で7階級の決勝が行われた。女子高校生の2021年度全日本王者が決定。東京五輪で日本女子初の金メダルを獲得した入江聖奈(21=日体大)の名を冠した「入江聖奈賞」にはフライ級優勝の原田美琴(熊本・東海大熊本星翔)が輝き、優秀賞はライトフライ級の西中結菜(大阪・浪速)とライトウエルター級の冨田愛真(愛知・愛産大三河)が選ばれた。

 入江本人からトロフィーを授与された原田は「自分が獲って良かったのかなとも思うけど、うれしいです」と笑顔を見せ、「高校最後の大会で絶対に優勝するつもりだった。最後まで悔いなくやれたし、優勝できて、しかも賞までもらえて、開催していただけたことに感謝している」と喜んだ。卒業後は東洋大に進学が内定しており、「将来は入江選手のようにオリンピックを目指したい」と目を輝かせた。

 各階級の決勝の結果は以下の通り。

 ▼ピン級
●小林澪羅(群馬・伊勢崎工) 判定0―3 工藤紅葉(青森・青森北)○

 ▼ライトフライ級
○西中結菜(大阪・浪速) 判定3―0 利根川十仁(富山・高岡一)●

 ▼フライ級
○原田美琴(熊本・東海大熊本星翔) 判定3―0 鈴木美結(栃木・白鴎大足利)

 ▼バンタム級
●山崎茉華(愛媛・新田) RSC(2回2分11秒) 角田乃彩(熊本・熊本工)○

 ▼フェザー級
○藤田朱音(群馬・伊勢崎工)RSC1回1分16秒 佐藤藍美(東京・府中東)●

 ▼ライト級
●小林渚沙(栃木・白鴎大足利)RSC3回29秒 大澤あねら(東京・目黒日大高)○

 ▼ライトウエルター級
○冨田愛真(愛知・愛産大三河)RSC1回26秒 古賀このみ(熊本・菊池)●

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2022年1月8日のニュース