天心　五味とラスト試合に「最高の引退ができる」、大みそかRIZIN最後の対戦カード発表

記者会見で笑顔の那須川（撮影・島崎　忠彦）
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　格闘技イベントのRIZINは25日、都内で会見し、大みそか「33」（さいたまスーパーアリーナ）の最後の対戦カードとして、那須川天心（23）対五味隆典（43）を発表した。

　攻撃はパンチのみ、判定なしのエキシビションで3分2R。年齢差20、約20キロの体重差が予想される変則マッチとなった。1年前から交渉を進めていたキックボクシングのホープ・吉成名高に2週間前に断られ、急きょオファーしたPRIDEのレジェンドが承諾。

　那須川は「五味さんとだったら最高の（形で）引退（戦）ができる」とRIZINラストマッチへの思いを吐露した。一方、来年6月に那須川と対戦する武尊の顔写真がプリントされた面をかぶって登壇した五味は「武尊くんの力を借りないと恥ずかしかった。20年前の動きに少しでも近づければ。一生懸命練習している」と話した。