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井上尚弥、挑戦者ディパエンと初対面 2年ぶり国内凱旋試合「いつも通り勝つだけ」

[ 2021年12月13日 14:15 ]

<井上尚弥計量&会見>計量パスしにらみ合う井上尚弥(左)とディパエン(撮影・島崎 忠彦)
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 プロボクシングのWBA・IBF世界バンタム級タイトルマッチ12回戦(14日、両国国技館)の前日計量と公式会見が13日、横浜市内のホテルで行われ、統一王者・井上尚弥(28=大橋)はリミットの53.5キロ、挑戦者でWBA10位、IBF5位のアラン・ディパエン(30=タイ)は200グラムアンダーの53.5キロでともに1回目でクリアした。

 井上にとってはWBA6度目、IBF4度目の防衛戦で、19年11月のノニト・ドネア(フィリピン)戦以来、2年1カ月ぶりの国内での試合。先月28日に来日したディパエンは14日間の隔離があったため、この日が初対面。計量を終えると2人はフェースオフで19秒にらみ合い、握手を交わした。

 会見に臨んだ井上は「無事に計量を終え、少しリカバリーして気持ちもリラックスして落ち着いている。2年ぶりの国内で自分自身も楽しみだし、皆さんも楽しみに待ってくれていたと思うので、その分、素晴らしい試合をする予定です」と心境を語り、「しっかり力の差を見せつけて来春のビッグマッチに向けて、いつも通り勝つだけ」と意気込んだ。

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