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京口VSベルムデスの統一戦、1・15メキシコ開催報道を渡辺会長が否定 準備間に合わず

[ 2021年12月13日 15:33 ]

京口紘人
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 プロボクシングWBA世界ライトフライ級スーパー王者・京口紘人(28=ワタナベ)が来年1月15日にメキシコで正規王者エステバン・ベルムデス(26=メキシコ)と王座統一戦に臨むと専門メディア「ボクシング・シーン」が報じた件で、ワタナベジムの渡辺均会長が「1月はありません」と否定した。渡辺会長によると日時や会場についての交渉は行われておらず、世界戦へ向けた京口の強化スケジュールも定まっていないため、残り1カ月での試合は厳しい状況という。

 WBAは両陣営に対戦交渉を指示。交渉期限を11月12日に設定したが、期限前に両陣営が合意に達していた。渡辺会長は京口が契約を結ぶ英プロモート大手マッチルームの興行内での開催を基本線としながらも、新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」の感染状況が緩和され、外国人の入国が許可された場合の日本開催も視野に入れているとした。

 2階級制覇王者の京口は今年3月に米国で3度目の防衛に成功し、ここまで15勝(10KO)無敗。5月にカルロス・カニサレス(ベネズエラ)に6回KO勝ちして正規王座に就いたベルムデスは14勝(10KO)3敗2分け。

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2021年12月13日のニュース