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2年10カ月ぶり世界挑戦の谷口将隆はリミットで計量パス「挑戦者らしく戦いたい」

[ 2021年12月13日 14:48 ]

<井上尚弥計量&会見>計量パスした谷口(右)とメンデス(撮影・島崎 忠彦)
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 プロボクシングのダブル世界戦(14日、東京・両国国技館)の前日計量と記者会見で13日、横浜市内のホテルで行われ、WBO世界ミニマム級タイトルマッチは王者ウィルフレッド・メンデス(25=プエルトリコ)がリミットより100グラム軽い47・5キロ、挑戦者で同級1位の谷口将隆(27=ワタナベ)はリミットいっぱいの47・6キロでクリアした。お互いに顔を突き合わせるフェースオフは15秒ほど経過したところでメンデスがプエルトリコの手旗を谷口に手渡す有効ムードとなった。

 19年2月に当時のWBO同級王者ビック・サルダール(フィリピン)に判定負けして以来、約2年10カ月ぶりの世界戦に臨む谷口は「前回は挑戦者らしく戦えなかった自覚がある。明日は挑戦者らしく、メンデスに勝つために戦いたい」と抱負。メンデスについて聞かれると「カウンターを狙ってポイントをピックアップするのがうまい。挑戦者らしく戦うのが大事だと思う」と話した。

 一方、メンデスは谷口について「スタイルは研究したが、ボディー打ちが強い選手」と印象を述べ、「自分自身に強さを感じている。モチベーションも上がっている。明日の試合が楽しみ」と語った。

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2021年12月13日のニュース