入江 75秒でV奪還、18年以来2度目のMVP それでも引退意思変わらず

[ 2021年11月29日 05:30 ]

ボクシング 全日本選手権最終日 ( 2021年11月28日    東京・墨田区総合体育館 )

全日本ボクシング選手権女子フェザー級を制しMVPを受賞した入江(撮影・島崎忠彦)
Photo By スポニチ

 男女計14階級の決勝が行われ、女子フェザー級は東京五輪金メダリストの入江聖奈(21=日体大)が1回1分15秒RSC勝ち。18年大会以来2度目の優勝を飾り、MVPに選ばれた。同フライ級は同五輪銅メダルの並木月海(23=自衛隊)が5―0判定勝ちで初優勝。男子はミドル級で同五輪代表の森脇唯人(25=同)が4連覇を達成し、ウエルター級を制した世界選手権ライトミドル級代表の秋山佑汰(27=同)がMVPを獲得した。

 決勝はわずか75秒で終わった。入江は日体大で同期の松持を持ち味のジャブで圧倒。鋭いワンツーでスタンディングダウンを奪い、さらに右の強打を打ち込むと、レフェリーが試合を止めた。五輪後初の公式戦は2戦ともRSC勝ち。金メダルの実力を見せつけ「無事に優勝できたので良かった」と安どの笑みを浮かべる一方、「強引に行きすぎた。もっと技術的に攻めたかった。まだ強くなれてない」と目指すレベルの違いを感じさせた。

 24年パリ五輪までの現役を望む声が続出する中、大学卒業を一区切りとする意思は変わらない。「五輪後1カ月ぐらいはやっちゃおうかなと思った」が、「どこでボクシングをやるのか想像がつかない。とりあえずは辞める予定にしてます」と説明した。

 とりあえずの目標は来年9月の杭州アジア大会での金メダル。「(五輪金に続いて)また日本女子初を狙っていきたい」。ケロリと宣言した。

 《フライ級五輪銅・並木は初制覇》並木は速い出入りから強烈なフックやストレートを打ち込み木下(日体大)にフルマークで快勝。国際大会に比べて「自分の力強いパンチが評価されづらい」という国内の最高峰大会を初めて制し、「日本でも認めてもらったのでうれしく思う」と喜びをかみしめた。東京五輪で逃した世界一を今後の目標とするが「あれ以上のことをしないと金メダルは獲れない。すぐにパリ五輪を目指しますとは言えない」と慎重な言い回しだった。

続きを表示

この記事のフォト

「ボクシング」特集記事

「アントニオ猪木」特集記事

2021年11月29日のニュース