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井上尚弥「良い緊張感もらえた」 田中恒成と3階級制覇王者同士の豪華スパー実現

[ 2021年11月4日 22:25 ]

田中恒成(左)とのスパーリングを行った井上尚弥。2年ぶりの国内防衛戦に向けて3階級制覇王者同士の“豪華対決”が実現した
Photo By 代表撮影

 プロボクシングWBA&IBF世界バンタム級統一王者・井上尚弥(28=大橋)が4日、横浜市内のジムで前WBO世界フライ級王者・田中恒成(26=畑中)と4ラウンドのスパーリングを行った。井上は12月14日にIBF6位アラン・ディパエン(30=タイ)と防衛戦、田中は12月11日にIBFスーパーフライ級5位の石田匠(29=井岡)と再起戦を予定。その調整の一環として3階級制覇王者同士の豪華スパーリングが実現した。

 プロ5戦目での世界戴冠、12戦目での3階級制覇と、井上の国内最速記録を塗り替え、「中京の怪物」と呼ばれる田中だが、本家モンスターが実力差を見せつけた。1回こそ互いに手探りだったが、2回以降は井上がプレスをかけて接近戦に持ち込む。田中がスピードを生かして対抗するも、井上は華麗なステップを見せたり、あえて打たせる場面も作るなど終始優勢だった。

 井上は「予想はしていたけど、自分が今までやった選手の中では一番速い」と田中の印象を語り、「良い緊張感がもらえるようなスパーリングでした。お互い良い時期にスパーできた」と満足感を漂わせた。

 今回がアマチュア、プロを通じて“初対戦”の2人だが、浅からぬ縁がある。井上は田中の実兄で東京五輪フライ級銅メダリストの亮明(28=岐阜・中京高教)と、田中は井上の弟で元WBC世界バンタム暫定王者の拓真(25=大橋)と同学年で、アマ時代には兄弟それぞれが対戦している。井上は亮明が銅メダルを獲得したことについて「高校時代に4度戦っている選手なので、試合を見ていましたし、すごい刺激をもらいました」と話した。

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