×

スダリオ剛、4カ月再起戦で進化見せる!双子の弟・貴源治とは「同じ世界でやっていくのは嫌」

[ 2021年10月22日 20:42 ]

オンラインでの「RIZIN.31」出場選手インタビューに臨んだスダリオ剛(写真提供:RIZIN FF)
Photo By 提供写真

 格闘技イベント「RIZIN.31」(24日、神奈川・ぴあアリーナMM)の出場選手インタビューは22日、オンライン形式で行われ、大相撲元十両・貴ノ富士のスダリオ剛(24=フリー)が意気込みなどを語った。

 6月の東京ドーム大会でシビサイ頌真(パラエストラ東京/巌流島)に1本負け。総合格闘技4戦目で初黒星を喫したスダリオにとっては4カ月ぶりの再起戦となる。現役米軍兵SAINT(28)との対戦に向け、「アメリカでやってきたことが出せればいいなと。展開?殴り合いになるんじゃないですかね。相手が引かなければ」と激闘を予想した。

 8月から米国で約2カ月間の武者修行を敢行。最初の2週間はサンディエゴで柔術を徹底的に学び、その後ラスベガスに移動して米UFCやベラトールに参戦する強豪選手とのスパーリングを重ねてきた。日本では経験できない体の大きい選手との実戦練習で組み技、打撃ともに進化。また、また、シビサイ戦で「予想していなかったシチュエーションになってパニクった」反省から、日々の練習で様々なシチュエーションを意識。「いろいろ対応できるように考えながら練習するようになった」と精神的にも成長した。「今まで戦った4試合とは違うので、全体的に見てもらえれば。前回は消極的になった部分もあったけど、今回は良い試合がしたい」と意気込んだ。

 また、大麻使用が発覚して7月に日本相撲協会から懲戒解雇処分を受けた双子の弟の貴源治についての質問にも答えた。弟からの相談は「特にないです」と言い、「弟を格闘技の道に誘う考えがあるか?」と問われると、「全くないですね。正直、同じ世界でやっていくのは僕としては嫌だなというのがあるので。相撲界にいた時から結構嫌だった。だから、同じ世界ではやっていきたくないなと思います」と断言した。

続きを表示

2021年10月22日のニュース