不器用すぎる？五輪ボクシング銅・田中亮明「プロポーズ分かんない」　妻からのアドバイスは？

マッスルポーズを見せる田中亮明（AP）
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　東京五輪ボクシング男子で銅メダルを獲得した田中亮明（27＝岐阜・中京高教）の妻・百美さんが、10日放送のフジテレビ系「ジャンクSPORTS」（日曜後7・00）に出演し、夫からのプロポーズの秘話を明かした。

　田中とは、大学時代からの交際を経て結婚。交際中から「結婚したい」と言われ続けていたという。一方で、ロマンチックなプロポーズを期待していた百美さん。「『したいじゃなくて、女性が憧れるプロポーズって知ってる？』って言ったら、『プロポーズ、分かんない』って」と、ぎこちないやりとりを披露。MCの「ダウンタウン」浜田雅功（58）から「だんな、いじりすぎですよ」と突っ込まれていた。

　「プロポーズのしかた、分かんない。結婚したい」の一点張りだった田中に、百美さんは「ググった（検索した）ら出てくるんじゃない？」とアドバイス。すると田中から、不器用ながら心のこもったプロポーズをされたという。「最初に『付き合って下さい』って言われた公園に呼び出されて、108本のバラの花束を持っていて」。108本のバラは永遠の愛を意味する花言葉で、番組では、笑顔でバラの花束を抱える百美さんの写真が紹介された。

　百美さんは、プロポーズの後日談も披露した。「後から（田中から）聞いたら、街ゆく人が、プロポーズって分かるじゃないですか？みんな『頑張れよ』って声を掛けてくれたって」。ほっこりするエピソードに、スタジオは温かい笑いに包まれていた。

　一方、東京五輪のフェンシング男子エペ団体で金メダルを獲得した山田優（27＝自衛隊）の妻・里衣さんも、山田からのプロポーズ裏話を語った。「クリスマスの日のサプライズで、ホテルでプロポーズをしてもらったんですけど。ベッドにバラの花束で『MARRY　ME？（結婚して下さい）』って書いてあったんですよ」。里衣さんもさぞ感激かと思いきや、ここで思わぬ勘違い。「クリスマスだったので、私『MERRY（メリー）』って読んじゃって、意味が分からなくて」。すると、山田が後ろで、「早く気づいて」とばかりに108本のバラの花束を抱えていたという。

　田中夫妻とは対照的なエピソードに、里衣さんは「『普通の女の人だったら泣いて喜んでくれるんだけどな』って、今でも言われます」と苦笑いした。