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初防衛成功のフューリー「オレはどんな戦いでも勝ってみせる」 次戦は?の質問には…

[ 2021年10月10日 14:44 ]

初防衛に成功したタイソン・フューリー(AP)
Photo By AP

 プロボクシングのWBC世界ヘビー級タイトルマッチ12回戦は9日(日本時間10日)、米ネバダ州ラスベガスのT-モバイル・アリーナで行われ、王者タイソン・フューリー(33=英国)が前王者デオンテイ・ワイルダー(35=米国)に11回TKO勝ちし、初防衛に成功した。

 2人の対戦は今回が3度目で、1度目は18年12月で引き分け。2020年2月の第2戦ではフューリーが7回TKO勝ちしてWBC王座を獲得した。因縁の相手とのダイレクトリマッチに決着をつけたフューリーは「オレはどんな戦いでも勝ってみせる。それだけだ」と豪語。「まずは神に感謝したい。この試合ができたこと、そしてこの勝利という栄光を与えてくれたことに感謝したい。ワイルダーはタフで、本当に強いパンチを当ててきた。きょうの運命に本当に感謝している」と続けた。

 ワイルダーについては「歴史に残る3連戦を戦い抜いたので特別な気持ちはある。彼はトップファイターで本物の戦いを見せてくれた」とリスペクトしつつ、「世界最強はオレだ。そして彼はどこまで頑張っても2番目だ。なぜならオレは彼を3度倒した」と言い放ちった。

 次戦についても問われたが、フューリーはトレーナーやプロモーター、家族への感謝を気持ちを延々と語り、「今夜ここに居られることは本当に幸せなこと」と話し、最後はアカペラで歌を披露。次戦については触れなかった。

 WBA&IBF&WBO世界ヘビー級統一王者オレクサンドル・ウシク(カザフスタン)との4団体統一戦も期待されているが、元王者のアンソニー・ジョシュア(英国)が再戦条項を行使したため、しばらくはお預けになりそうだ。

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2021年10月10日のニュース