中谷潤人「最終調整頑張る」　初防衛戦へ12ラウンドのスパーリング敢行

中谷潤人
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　初防衛戦に向けて米カリフォルニア州ロサンゼルスに滞在中のプロボクシングWBO世界フライ級王者・中谷潤人（23＝M.T）が1日（日本時間2日）、現地で12ラウンドのスパーリングを実施した。

　10日（同11日）にアリゾナ州トゥーソンで同級1位アンヘル・アコスタ（30＝プエルトリコ）と対戦する中谷は先月20日に渡米。中学卒業後に単身ボクシング修行を行い、その後も合宿で訪れているロサンゼルス市内のジムで調整を続けている。

　現地入り後の1週間でトータル36ラウンドのスパーを消化。今週は試合と同じ12ラウンドを2度行うという。「パンチをもらってしまう場面が多々ありました。疲れも結構たまってきていますが、良い疲労感です」と手応え。現地ではルディ・エルナンデス氏や岡辺大介トレーナーの指導を受けており、「ルディや大介さんのアドバイスを聞いて、それを試そうと意識して行けていたこともあったので、その辺はよかったかなと思います」と収穫を口にし、「反省点はありましたが、しっかりと、良いイメージを持って最終調整、頑張っていきます」と意気込みを語った。