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沢田京介「絶対チャンピオンに」 26日に同級2位・定常育郎と日本バンタム級王座決定戦

[ 2021年7月25日 16:58 ]

<日本バンタム級王座決定戦>前日計量をクリアした同級2位・定常育郎(左)と同級1位・沢田京介(DANGAN提供)
Photo By 提供写真

 プロボクシング日本バンタム級王座決定戦(26日、後楽園ホール)の前日計量が25日、東京都内の病院で行われ、同級1位・沢田京介(33=JB SPORTS)、同級2位・定常育郎(23=T&T)ともにリミットの53.5キロで一発パスした。

 沢田はプロ18戦目でタイトル初挑戦。2019年10月の挑戦者決定戦で指名挑戦権を獲得したが、前王者の鈴木悠介(三迫)が王座返上して引退。空位の王座を定常と争うことになった。1年9カ月ぶりの試合となるが、「ずっと試合前の緊張感を持ちながら調整できた。タイトルという明確な目標があったので自分のとってはプラスの時間だった」と前向きにとらえている。

 定常は鈴木と同じサウスポー。対戦相手が変わっても戸惑いはない。「やりやすいタイプだと思う。自分のボクシングができれば問題ない。コロナ禍でも応援に来てくれる人たちがいるので、しっかりチャンピオンになるところを見せたい。この期間にレベルアップしたことを見せ、絶対にチャンピオンになります」と意気込みを語った。

 目指すは人気ボクシング漫画「はじめの一歩」の作者・森川ジョージ氏が会長を務めるジムから3人目の日本王座獲得。8月2日には同門の花森成吾(23)が日本スーパーバンタム級王者・古橋岳也(川崎新田)に挑戦することも決まっており、沢田は「勝ってバトンをつなぎたい」と誓った。

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2021年7月25日のニュース