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拳四朗の結婚は…父・寺地永会長は「引退してから結婚した方がいい」 京都の3自治体でV8報告

[ 2021年4月28日 15:44 ]

表敬訪問で京都・久御山町の信貴康孝町長から花束を受け取る寺地拳四朗
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 24日に8度目の防衛に成功したプロボクシングのWBC世界ライトフライ級王者・寺地拳四朗(29=BMB)が28日、京都府の宇治市、城陽市、久御山町を表敬訪問した。いずれも所属ジムや自宅などがある自治体で在住の後援者も多く、世界戦のたびに報告に出向いている。久御山町では信貴康孝町長から花束を受け取り「目標は(具志堅用高が持つ国内最多の連続防衛回数)13回を超えること。他団体のベルトもここに持ってきたい。応援よろしくお願いします」と意気込みを新たにした。

 コロナ下で次戦がどうなるか全く見通せない状況ながら「(年内に)2試合したい」という希望を持つ。父の寺地永会長は「海外から選手を呼ぶのは難しい。海外に行くか、(国内開催なら)日本人同士の方が試合を組みやすい」と話す。WBCライトフライ級2位で日本同級王者の矢吹正道(緑)は候補の1人となる。

 他団体王者との統一戦となれば、WBAスーパー王者・京口紘人(ワタナベ)との対戦が期待される。拳四朗本人も「いずれやるんじゃないかと思います。もちろん自信はあります。この階級のベルトを集めたいというのはある。(コアなファンではない)一般にも分かりやすい。(京口と対戦の機運が)盛り上がってほしい」と意欲十分だ。

 また、町長らとの懇談で結婚の予定はないかと水を向けられた。「全くです。何もないです。猫がいるぐらいで。(配偶者が)いたら、いたで支えてもらえるんでしょうけど。誰もいないので、どうしようもないです」と柔和な笑顔で否定。父の永会長は「私はデビューの1週間前に結婚して、家族のために頑張れた。でも(拳四朗は)引退してから結婚した方がいい。いい面もあれば、悪い面もあるから」と、もし意中の人がいたとしてもタイミングを熟考するように促した。

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2021年4月28日のニュース