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元近大ボクシング部監督の浅井大貴がプロ2戦目で初勝利「泥臭くても勝つことだけ考えた」 6回TKO

[ 2021年4月24日 15:19 ]

試合に勝利し、号泣する浅井大貴 (撮影・後藤 大輝)
Photo By スポニチ

 元近大ボクシング部監督の浅井大貴(31=オール)は24日、エディオンアリーナ大阪でプロ2戦目となるフェザー級6回戦に臨み、此村勇(ミツキ)に6回47秒、TKO勝ち。昨年11月のプロデビュー戦は亀田3兄弟のいとこ、亀田京之介(ハラダ)に2回TKOで敗れており、プロ初勝利となった。

 「泥臭くても勝つことだけ考えた。スパーリングもできなくて調子が悪かったけど、本当に気持ちだけでやりました」
 勝利後のリングでは号泣。マイクを渡されてリングアナの問いかけに答えたものの、かなり聞き取りづらかった。それでも感情の高ぶりは観客に伝わったようで、場内は温かい拍手に包まれた。

 試合はサウスポーとの対戦で、ノーモーションの右を中心に組み立てて主導権を握った。ロープやコーナーに詰めて連打を放つ場面も。前がかりに攻めたため中盤以降は相手の左をもらう場面が増えたものの、押し切った。決着の6回はボディー連打から右をヒットさせ、レフェリーストップを呼び込んだ。「自分のボクシングではなかったけど、きょうは勝てたことが良かった。もっとプロボクサーらしく強くならないといけない」と一層の精進を誓った。

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2021年4月24日のニュース