×

八重樫氏、京口と対戦「盛り上げたい」 11日ボクシング・チャリティーイベント「LEGEND」

[ 2021年2月4日 05:30 ]

対戦が決まった八重樫氏(左)の発言に笑顔の京口(撮影・沢田 明徳)
Photo By スポニチ

 ボクシングのチャリティーイベント「LEGEND」(11日、国立代々木競技場)の対戦カード発表会見が3日、都内のホテルで開かれ、昨年9月に引退した元3階級制覇王者・八重樫東氏(37)はWBA世界ライトフライ級スーパー王者・京口紘人(27=ワタナベ)との対戦が決まった。なお、WBA&IBF世界バンタム級統一王者・井上尚弥(27=大橋)の対戦相手は後日発表される。

 3分×3ラウンドのスパーリング形式で行うエキシビション6カードが発表された会見。出席した7選手の中央に陣取った八重樫氏は「落ち込んでいるエンターテインメントを取り戻すべく、その第一歩となる大会を盛り上げたい」と静かな口調で抱負を語った。

 2階級制覇している現役王者の京口との対戦が決定。すでに指導者としての活動をスタートさせているだけに「京口選手の練習相手になれるぐらい調整したい」と控えめだったが、準備は着々と整えている。

 先月下旬に神奈川・丹沢湖周辺で行った強化合宿ではジムの若手と同じメニューを消化。また、同門の日本フライ級8位の桑原拓(25)とスパーも行っている。八重樫氏は「ボコボコにされています」と言いながら「調整は順調です」と語気を強めて笑いを誘った。

 対する京口は3月に米国での防衛戦を控えており、百戦錬磨のレジェンドとの対戦は大歓迎。「学生の頃からテレビで見ていた。スパーをやるのは初めてだし、僕自身も楽しみ」と期待していた。 

続きを表示

2021年2月4日のニュース