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尚弥弟・拓真 1年2カ月ぶり再起戦へ前日計量クリア「早く試合を」

[ 2021年1月14日 05:30 ]

東洋太平洋バンタム級タイトルマッチ   挑戦者・井上拓真≪12回戦≫王者・栗原慶太 ( 2021年1月14日    後楽園ホール )

<東洋太平洋バンタム級タイトルマッチ12回戦>前日計量をクリアした王者・栗原慶太(左)と挑戦者の井上拓真(大橋ジム提供)
Photo By 提供写真

 プロボクシング元WBC世界バンタム級暫定王者・井上拓真(25=大橋)が14日、東京・後楽園ホールで1年2カ月ぶりの再起戦に臨む。東洋太平洋同級タイトルマッチ12回戦で王者・栗原慶太(28=一力)に挑戦。前日計量をリミットの53・5キロで一発クリアした井上拓は「とにかく早く試合がしたい」と心境を語った。

 19年11月に正規王者ノルディーヌ・ウバーリ(フランス)との王座統一戦でプロ初黒星を喫したが、この期間は再び世界戦線へ返り咲くため、全体的にレベルアップ。「世界への通過点」と位置づける栗原戦に向けては、兄でWBA&IBF統一王者の井上尚弥も含む同門の選手らと80ラウンドのスパーリングも消化。「打たせないで打つを徹底して流れの中で決めたい」と勝利を誓った。

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2021年1月14日のニュース