尚弥、減量から解放　スタバのフラペチーノで試合に向けて充電

WBA＆IBF世界バンタム級タイトルマッチ   統一王者　井上尚弥《12回戦》WBA2位・IBF4位　ジェーソン・モロニー （ 2020年10月31日    米ラスベガスMGMグランド ）

前日計量をクリアし、笑顔で水分補給する井上尚弥（大橋ジム提供）
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　井上は計量を終え、水分を補給すると日本の中継局WOWOWの取材を受け、部屋に戻る際には事前に手配しておいたスターバックスの「フラペチーノ」を飲んで減量からの解放感を味わった。昼食にはステーキとご飯を平らげ、午後には米国の中継局ESPNのオンライン取材も受けた。夕食にもステーキを食べたという。

　この日、トップランク社は公式YouTubeチャンネルに井上のインタビュー動画を掲載した。ラスベガスは初めてだが、米国での試合は17年9月のニエベス（米国）戦に続き2度目。井上は「求められるものの重要性も変わってきてますし、それだけの実績を積み上げて、ここで試合をするというのは3年前とは違う」と強調。周囲の期待を理解した上で「そもそものボクシングスタイル的には相手を破壊するってイメージ。ただ、それが全てではない。いろいろな技術だったり試合内容で見せつけていかなければと思ってます」と抱負を語った。