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京口紘人 リーチ6センチ劣勢も「気になる材料ではない」 11・3地元大阪でV3戦

[ 2020年11月1日 13:56 ]

予備検診に臨んだ京口紘人(中央)とタノンサック(左)
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 ボクシングのWBA世界ライトフライ級タイトルマッチ(3日、インテックス大阪)の予備検診が1日、大阪市内のJBC関西事務局であり、スーパー王者の京口紘人(26=ワタナベ)、挑戦者で同級10位のタノンサック・シムシー(20=タイ)ともに異常なしと診断された。

 身長は京口が1メートル62で、タノンサックの1メートル60を2センチ上回った。リーチは逆に京口の1メートル61に対し、タノンサックが1メートル67。王者が6センチ劣勢だった。

 京口は淡々とした様子で「(相手は)リーチが長いんですね。でも上の階級の選手とスパーやってきたので。特に気になる材料ではありません」と語った。初対面の印象について「なんとなく緊張している感じ。自分も世界初挑戦の時は、こういうところ(JBC関西事務局)じゃなかったし、もっと緊張していた」と語り、相手の初々しい様子を感じ取り、世界戦6度経験している余裕をうかがわせた。

 一方、タノンサックは「世界初挑戦で(それに伴う行事に参加するのは初めてで)ちょっと緊張している。(京口は)緊張していない感じに見えた。体を見ても強そう」と話した。リーチで6センチ優勢な点には「それを生かして戦いたい」と意気込んだ。

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2020年11月1日のニュース