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MVPはバンタム級の小林廉 2回TKO勝利 西日本新人王決勝 

[ 2020年11月1日 20:07 ]

各階級の20年西日本新人王(前列左から)ミニマム級の小島蓮、ライトフライ級の木村彪吾、フライ級の神崎靖浩、スーパーフライ級の杉本太一、バンタム級の小林廉(後列左から)スーパーバンタム級の福永宇宙、スーパーフェザー級の福田星河、ライト級の戸川叡二、ウエルター級のビッグベイビー岡本、ミドル級の中田勝浩
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 20年度の西日本新人王決勝が1日、大阪市のエディオンアリーナ大阪第2競技場で10試合行われ、最優秀選手にはバンタム級の小林廉(22=エスペランサ)が輝いた。各階級の勝者は12月27日に西部日本―中日本の勝者と対戦する西軍代表決定戦(エディオンアリーナ大阪第2競技場)に出場する。

 小林は長岡波輝(仲里)に2回TKO勝利。「1年3カ月ぶりの試合だったけど、合宿の成果を出せたかな」と喜んだ。今年2~3月に米国で合宿し、今月6日にWBO世界フライ級王座決定戦に出場する中谷潤人(M・T)ともスパーリングしたという。それまで習得していたアウトボクシングに加え、同合宿で「中でボクシングする技術」も身につけ、この日もボディーを効かせていた。

 競技を始めたのはハラダジムで小2だった。今年9月に同ジムへ移籍した1学年後輩の亀田京之介(22)とは当時から知り合いで「弟みたいな存在」という。今回の西日本新人王決勝に向け「絶対に勝って」と激励された。今後について「将来の目標は世界チャンピオン。でも、まず全日本新人王を獲ること」と意気込みを新たにした。

 各階級の勝者は次のとおり
 ミニマム級 小島蓮(江見)
 ライトフライ級 木村彪吾(グリーンツダ)
 フライ級 神崎靖浩(倉敷守安)
 スーパーフライ級 杉本太一(勝輝)
 バンタム級 小林廉(エスペランサ)
 スーパーバンタム級 福永宇宙(黒潮)
 スーパーフェザー級 福田星河(エディタウンゼント)
 ライト級 戸川叡二(姫路木下)
 ウエルター級 ビッグベイビー岡本(六島)
 ミドル級 中田勝浩(井岡弘樹)

 なお、フェザー級は相手棄権により、三尾翔(グリーンツダ)が西軍代表決定戦に出場する

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2020年11月1日のニュース