ファン掛け声に選手「シー」…新日本プロレス、136日ぶり有観客試合 大規模屋内スポーツでは初

[ 2020年7月12日 05:30 ]

ニュージャパンカップ決勝無制限1本   ●オカダ・カズチカ 31分50秒片エビ固め EVIL○ ( 2020年7月11日    大阪城ホール )

有観客で試合が行われた新日本プロレス (撮影・後藤 大輝)
Photo By スポニチ

 新日本プロレスは11日、大阪市の大阪城ホールで、2月26日以来、136日ぶりに観客を入れて大会が行われた。プロ野球、Jリーグに続き、大規模屋内スポーツイベントとしては初めてお客さんが会場に戻った。

 「大声は御法度」が観戦ルールのため、拍手や手拍子がリングを包んだ。いや、黙っていられないのもファン心理。掛け声が飛ぶと、選手が慌てて「シー」と口元を押さえた。タッグ戦に登場したベテラン小島聡は、客席への感謝を口にした。

 「プロレスラー生活29年にして、これだけファンの声援がありがたいと思ったことはなかった。声援も満足に飛ばせない状況で拍手をしてくれる。そのありがたさ、本当によく分かった」
 観衆は、通常の3分の1に抑えて3318人。「大阪コロナ追跡システム」の登録を求め、入場前に検温をした。入退場時の選手へのタッチ禁止や試合間のリングの消毒は、“新しいリング様式”ならではの光景だった。

 メインのニュージャパン杯決勝は、乱入あり、裏切りありのどよめきの連続。EVILが極悪パイプイス攻撃で、オカダ・カズチカを痛めつけて初優勝した。12日に、前日までの仲間、IWGP2冠王者の内藤哲也に挑む。「再開」というハレの日に、悪役が主人公に。予測不能のストーリーとともに、伝統の新日が動きだした。 

続きを表示

この記事のフォト

「ボクシング」特集記事

「木村花」特集記事

2020年7月12日のニュース