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フューリーが7回TKOで新王者 ワイルダーの無敗は43戦で止まる

[ 2020年2月23日 14:54 ]

ワイルダー(左)に強烈なパンチを食らわせるフューリー(AP)
Photo By AP

 ボクシングのWBC世界ヘビー級タイトルマッチは22日(日本時間23日)、米ネバダ州ラスベガスのMGMグランド・ガーデン・アリーナで行われ、王者デオンテイ・ワイルダー(34=米国)と元3団体統一ヘビー級王者タイソン・フューリー(31=英国)が対戦。世界が注目した全勝同士の再戦はフューリーが7回1分37秒TKOで制し、新王者となった。戦績は30勝(21KO)1分け。11度目の防衛に失敗したワイルダーは42勝(41KO)1敗1分けとなった。

 序盤から前に出て左ジャブをヒットさせたたフューリーが主導権を握り、3回に鮮やかなワンツーでダウンを奪うと、5回には左ボディーでダウンを奪う。7回にワイルダーをコーナーに追い詰めたところで相手陣営が棄権を申し入れた。

 2人は18年12月に激突しており、1年2カ月ぶりの再戦。前回はフューリーが序盤から試合をコントロールしたが、ワイルダーが終盤に2度のダウンを奪って1―1の引き分け。ワイルダーが8度目の防衛に成功していた。

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