“野人”中西、引退試合でトップ4選手の必殺技に沈む「死ぬまでプロレスラーだと思っています」

[ 2020年2月23日 00:00 ]

新日本プロレス・中西学引退試合   ●中西・永田・天山・小島―オカダ・後藤・飯伏・棚橋○ ( 2020年2月22日    東京・後楽園ホール )

中西学
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 新日本プロレスの中西学が22日、引退試合を行い、棚橋弘至の前に屈して最後に散った。中西が初めてIWGPヘビー級を奪取した同じ舞台である後楽園ホールでレスラー人生に終止符を打った。

 引退試合の中西のパートナーには、切磋琢磨してきた第三世代の永田裕志、天山広吉、小島聡となった。相手は、新日本プロレスをトップ戦線で戦っている棚橋弘至、オカダ・カズチカ、飯伏幸太、後藤洋央紀の4選手と対戦した。

 中西の入場時には中西の応援ボード一色に会場が染まり、中西は涙で目を光らせた。試合が始まるとラストマッチながらも必殺技のアルゼンチンバックブリーカーやヘラクレスカッターなど最後のリングで躍動した。最後は中西へ後藤が必殺技のGTRを決めると飯伏が必殺技のカミゴェを決める。続けてオカダが必殺技のレインメーカーを決めると最後は棚橋が必殺技のハイフライフローを決めてカウント3。中西は、最後の戦いでトップ4選手の必殺技を受けきってレスラー生活に終止符を打った。

 試合後に引退セレモニーが開催されて、第三世代の選手たち、新日本の本隊の選手たちから花束が贈呈された。続けてレジェンドレスラーの藤波辰爾、馳浩氏、長州力氏、坂口征二氏の登場には会場も大きく沸いた。

 その後、マイク握った中西は「奇跡のようにオリンピックにも出場できて、たいしたことないのに新日本プロレスに入団できて良い気になって色んな失敗を繰り返してみんなに支えられました。特に永田、天山さん、小島さんと切磋琢磨させてもらって、諸先輩方にも鍛えられて、後輩たちにもケツ叩かれて何とかここまで戦えました。本当にありがとうございます」と仲間に感謝した。「これで終わりではなくて、現役生活は終わりますが一度プロレスラーをしたからには死ぬまでプロレスラーだと思っています。だからトレーニングを続けて第二の人生を思いっきり歩んでいきたいと思います」とマイクを締めた。

 そして引退の10カウントゴングが打ち鳴らされて、最後の選手コールをされると場内は大中西コールが起こった。その後、現役選手たちに胴上げされて中西が宙に舞い、最後はマイクで「1、2、3、ホー!」とリング中央で叫んだ。

 バックステージでは「色んなものと戦っていると思うけど、一番はお客さんなのでお客さんに喜んでもらう試合をしてもらいたいです。この試合をしないといけないというのは、絶対にないと思います。お客さんが居たからここまで栄えてきたと思うので、自分もそれだけのことなら胸を張れます。色んなことで失敗しているけど、お客さんを大事に戦ってきたので、それだけは忘れないでほしいです」と後輩たちやこれからも新日本プロレスのリングで戦っていく選手たちにメッセージを残した。

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