井岡、サウスポー封じ万全 8度目大みそか決戦、V1へ自信

[ 2019年12月27日 05:30 ]

WBO世界スーパーフライ級タイトルマッチ 王者・井岡一翔 《12回戦》 同級1位ジェイビエール・シントロン ( 2019年12月31日    東京・大田区総合体育館 )

公開練習でシャドーボクシングする井岡(撮影・島崎忠彦)
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 初防衛戦に臨むWBO世界スーパーフライ級王者・井岡一翔が26日、都内で公開練習を行った。挑戦者シントロンは2大会連続で五輪に出場。プロでも無敗の強敵だが、井岡は2カ月間の米国合宿で2大会連続五輪金メダルのロベイシ・ラミレス(キューバ)らと計116ラウンドのスパーリングを消化し、対策は万全。通算8度目となる大みそか決戦へ自信を深めている。

 準備運動の後、3分間のシャドーボクシングを披露すると、井岡は報道陣に「終わりです」と告げ、ニヤリと笑った。わずか10分足らずの公開練習だったが、その表情は自信に満ちていた。

 挑戦者シントロンはプエルトリコで初めて五輪2大会連続出場を果たした技巧派サウスポー。井岡が左構えの選手と対戦するのはWBA世界ライトフライ級王者だった13年5月のウィサヌ戦以来、約6年半ぶりだが、「スパーを始めたばかりの時も違和感はなかったし、苦手という感覚はない」と言い切った。

 自信の裏付けは“成長”をテーマに、「常に探究心を持って過ごした」という約2カ月間の米ラスベガス合宿にある。計116ラウンドに及ぶスパーリングを消化したが、キューバ人トレーナー、イスマエル・サラス氏の指導を受けている縁もあって、12年ロンドンのフライ級、16年リオのバンタム級と五輪2大会連続で金メダルを獲得したラミレスと30~40ラウンド、拳を交えた。

 井岡は「技術の高いサウスポーで、貴重な経験ができた」と手応えを口にする。サラス氏は「シントロンは足を使って動き、カウンターを狙ってくる選手。一方からのプレッシャーでは崩せない。だから、いろいろな角度からプレッシャーをかける練習をしてきた」と攻略の鍵を明かした。

 「自分のボクシング人生のルーティン」と位置付ける大みそかの試合も、今回で通算8度目。井岡は「試合を盛り上げ、いい結果で締めくくりたい。まだ見たい景色があるし、勝てば次につながる」と必勝を期した。

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