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井上拓真「自信になる」世界1位と連日スパーで手応え

[ 2019年10月4日 21:17 ]

ミット打ちをする井上拓真(撮影・森沢裕)
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 ボクシングのWBC世界バンタム級暫定王者・井上拓真(23=大橋)が4日、横浜市内のジムで正規王者ノルディーヌ・ウバーリ(33=フランス)との王座統一戦(11月7日、さいたまスーパーアリーナ)に向けての練習を公開した。

 今月から新たなパートナーとしてIBF世界バンタム級1位マイケル・ダスマリナス(27=フィリピン)が来日。前日の4ラウンドに続き、この日も2ラウンドのスパーリングを行った。ウバーリとはタイプは違うが、井上拓は「結構、攻め込んでくるので、そういう場面を想定しての練習になる」と明確なテーマを持って取り組んでいる。ダスマリナスは、かつてWBC世界バンタム王座を12度防衛した山中慎介氏のスパーリングパートナーを務め、現在は兄・尚弥の指名挑戦者になる可能性もある強豪だが、「そういう相手といい感じでやれているので自信にはなる」と手応えを口にした。

 サウスポー対策として「入り方と距離感を意識している」と言い、この日も踏み込んで右のショート、接近戦での右アッパーをヒットさせるなど上々の動きを披露。今月中旬までは週4ペースでスパーリングを入れ仕上げていく計画で「いよいよここから。1番は怪我をしないこと」と表情を引き締めた。

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2019年10月4日のニュース