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朝倉未、矢地との打撃戦制し5連勝「殴り合い楽しい」

[ 2019年7月29日 05:30 ]

RIZIN.17   ○朝倉未来―矢地祐介● ( 2019年7月28日    さいたまスーパーアリーナ )

<RIZIN.17>3R、朝倉(左)が矢地にパンチを見舞う (C)RIZIN FF
Photo By 提供写真

 70キロ契約で行われたメインは、朝倉未来(27=トライフォース赤坂)が矢地祐介(29=KRAZY BEE)に3―0で判定勝ちした。緊迫した打撃戦で的確にパンチ、ローキックを当て、相手のタックルにも倒れることはなかった。お祭り男を退け、これで昨年8月の初参戦からRIZIN5連勝となった。

 試合中、朝倉未は思わず笑顔になった。カード決定から舌戦を繰り広げた矢地との一戦。「リスクを背負ってきたので、本気の殴り合いで楽しいと思った」。充実感の中、試合終了間際には両手を広げて挑発。打ち合いになると左のパンチでバランスを崩した矢地を倒した。

 左ローキックで相手の右足を痛めつけ、的確にボディーにパンチを打ち込むなど「分析した通り」と相手の癖をついた。タックルを受けても一度も倒れず「俺の腰の強さ、分かりましたか」と余裕を漂わせた。

 10月にはライト級GPがスタートする。榊原実行委員長は「日本代表として出てもらいたい」と期待する。だが、朝倉は1階級下のフェザー級が主戦場。ライト級GPには「そこまで興味ない」と話し、米格闘技団体「ベラトール」との対抗戦に興味を示していた。

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2019年7月29日のニュース