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おどける王者ブラント 村田諒太は「あまり熱くならないように」

[ 2019年7月9日 13:22 ]

<WBA世界ミドル級タイトルマッチ予備検診>ブラント(左)が覗き込む中、予備検診を受ける村田(撮影・久冨木 修)
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 ボクシングのWBA世界ミドル級タイトルマッチ12回戦(12日、エディオンアリーナ大阪)の予備検診は9日、都内のホテルで行われ、王者ロブ・ブラント(28=米国)、前王者で同級4位の村田諒太(33=帝拳)ともに異常なしと診断された。

 昨年10月の対戦は米ラスベガス開催だったため、日本式の予備検診がなく、ブラントは「風変わりだけど、自分にとっては新しい経験なので楽しんでいる」と笑顔。医師の診察を受ける村田を背後からのぞき込むように見るなど、おどけてみせた。

 身長は村田が1メートル83で、ブラントが1メートル82と1センチ上回ったものの、胸囲はブラントの103センチに対して村田が99センチ、リーチもブラント1メートル92、村田1メートル89と下回った。それでも村田自身は「僕の方が体もしっかりしているし、パワーもあると思っている。数値なんて測り方でどうにでもなる」と意に介さず。5月の発表会見以来の再会となったブラントに対し「あまり熱くならないようにコントロールしなきゃいけない。」自分のやるべき仕事に集中するだけ」と話した。

 その後、両選手ともに大阪に移動。10日には大阪市内のホテルで記者会見に臨む。

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