ロマチェンコ 階級を下げることも視野「ライト級は理想の階級ではない」
プロボクシングのWBA、WBO世界ライト級統一王者ワシル・ロマチェンコ(31=ウクライナ)が11日、アンソニー・クローラ(32=英国)とのタイトルマッチヘ向けた練習を報道陣に公開した。
このタイトルマッチは4月12日(日本時間13日)に米国のカリフォルニア州で開催。ロマチェンコはスーパーフェザー級から階級を上げ、クローラ戦がライト級として3戦目となるが、集まった報道陣の前で次のように語った。
「今はライト級で戦っているが、この階級は自分にとって理想の階級ではない。目標はライト級4団体の王座を統一することだが、その後は階級を下げ、スーパーフェザー級の王座を再び獲得することになるかもしれない」。
このようにスーパーフェザー級に戻ることも視野にあるというロマチェンコ。次戦の相手となるクローラはライト級の元王者で、WBA同級1位の実力者だが、詳しくは知らないとのこと。ただ、「ホルヘ・リナレスと2度対戦したことがあるボクサー」、「スタイルが攻撃的」とった知識はあるそうで、「自分に向かってくる相手との対戦は好きだ」と話していた。
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