渡辺雄二氏おい・高山涼深がKOデビュー!“想定外”3回で決着「楽しかった」

[ 2019年2月26日 20:22 ]

<スーパーバンタム級6R 高山涼深・バオノック>第3R、鮮やかな左でダウンを奪いKO勝ちの高山(右)=撮影・小海途 良幹
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 「お江戸のタイソン」と呼ばれて人気を集めたプロボクシング元東洋太平洋2階級制覇王者・渡辺雄二氏のおい、高山涼深=すずみ=(22=ワタナベ)がプロデビュー戦で3回KO勝ちした。26日に東京・後楽園ホールでスーパーバンタム級6回戦に臨み、タイ・バンタム級1位のニラン・バオノック(27=タイ)に3回1分38秒KO勝ち。相打ち気味の左ストレートを決めると相手はもんどり打ってダウン。立ち上がったもののふらつき、レフェリーがテンカウントを数え上げた。

 プロのリングに上がるのに「8オンスのグローブに恐怖感があった」という。「周りが見えてなかった」という1回は明らかに動きが硬かったが、「2回からだいぶ緊張感がほぐれてきた」と明かした。指導する小口忠寛トレーナーは「デビュー戦ですぐに終わってはもったいないので、できれば4回ぐらいで行かせようと」考えていたが、攻めに出た3回で試合は決着。打ち合いの最中に笑みをこぼす場面もあった高山は「試合前に(メーンで世界挑戦する)谷口さんに“楽しめ”と言われたのを思い出して。やっていて楽しかった。早く次の試合がしたい。日本人と試合がしたい」と振り返った。

 2度の世界挑戦経験を持ち、25勝のうち23勝がKO勝ちのハードパンチャー渡辺氏の弟の二男。幼い頃に渡辺氏の試合会場へ行ったことがあるが本人に記憶はなく、ユーチューブの映像で試合を改めて見て「ぶっ倒していく」姿に感銘を受けたという。おじの影響もあり、中2の10月にサッカーからボクシングに転向。東京・駿台学園高では1年時のインターハイ16強が最高で、1年からレギュラーの法大でも個人タイトルとは無縁とあり、「プロでは少なからず結果を残していきたい」とワタナベジムからプロデビューした。

 身長1メートル65、右効きのサウスポーで得意は右フック。今回は5キロ減量してスーパーバンタム級で試合をしたが、体重はもっと落とせるという。「周りが楽しいと思ってもらえる試合がしたい。僕もパンチ力はある方だと思うので、ぶっ倒していくプロとしておじを超えたい」と頼もしかった。

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