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高山勝成 3・10〜14にアマデビュー戦となるアジア選手権の代表選考会

[ 2019年2月10日 18:01 ]

高山勝成
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 日本ボクシング連盟の菊池浩吉副会長は10日、4月に開催されるアジア選手権(バンコク)の日本代表選考会を3月1〜4日と10〜13日に都内で、代表候補合宿と会わせて実施する方針を明らかにした。プロボクシングの元世界主要4団体ミニマム級王者・高山勝成は実績を考慮された「特別枠」でフライ級にエントリー。高山のアマデビュー戦となる同階級の選考会は3月10〜14日に行われる予定だ。

 選考会の実施は都内で開かれた同連盟の臨時総会で報告された。菊池副会長によると、選考会に出場する元プロ選手は高山のみ。出場を希望した元プロもいたが実績に乏しいため、メンバーには入れなかったという。最も出場人数が多い階級では13人がエントリーを予定している。

 アジア選手権には日本から男女各階級1人が出場し、メダルを獲得すれば9月の世界選手権(ロシア)出場権が得られる見込み。2020年東京五輪でのボクシング競技実施に関する動きは、国際統括団体AIBA(国際ボクシング協会)の組織運営を問題視するIOC(国際オリンピック委員会)により凍結させられているが、関係者によるとAIBAは世界選手権でベスト8に入れば五輪出場枠を獲得するとの方針を示している。

 日本に関しては世界選手権で出場枠を獲得できなかった階級については「開催国枠」も適用されることが予想される。今年の全日本選手権が代表最終選考会になるとみられるが、東京五輪出場へはアジア選手権代表入りが最短ルートとなる。

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2019年2月10日のニュース