高橋 11回TKO負け 完敗認める「実力の差」

[ 2019年1月20日 05:30 ]

IBF世界スーパーバンタム級タイトルマッチ   TJ・ドヘニー―高橋竜平 ( 2019年1月18日    米マジソンスクエアガーデン )

ドヘニー(左)の左を浴びる高橋(撮影・田中哲也通信員)
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 世界初挑戦の高橋竜平は王者ドヘニーに11回TKO負けし、WBO世界スーパーフェザー級王者・伊藤雅雪(27=伴流)に続く米国での世界王座獲得はならなかった。3回にダウンを喫するなど終始、王者に主導権を握られる完敗だった。ドヘニーは初防衛に成功した。

 パワー、スピード、テクニック…すべて相手が上だった。本場の“聖地”で大番狂わせを狙った高橋だが、結果はTKO負け。素直に完敗を認めるしかなかった。「完璧に実力の差。もっと自分のボクシングを表現したかった」

 序盤から主導権を握られた。2回には眉間を切るアクシデント。3回にはダウンも喫した。被弾しながら常に前進する気迫は見せたが、11回に打ち込まれたところで無情にもレフェリーが試合を止めた。

 試合が正式決定したのは1週間前。そんな状況にも言い訳せずにリングに上がった高橋だが、「本当は苦手」のサウスポー対策も不十分なままで、準備不足は否めなかった。

 昨年11月のロス合宿では、年末の初防衛戦に備えて合宿中だった伊藤とも練習し、昨年7月に米国で王座を奪取した伊藤のメソッドを吸収。今回は生かし切れなかったが、高橋の挑戦はまだ終わらない。「できることなら、またこの舞台に立ちたい」。敗戦を糧に再び世界へ立ち向かう。

 ▼高橋―ドヘニーVTR パワーと技術で上回る相手に高橋は終始、劣勢。距離を取られて攻めが単発になり、有効打は少なかった。3回は連打を浴びてダウン。手数を出しても見切られてカウンターを狙われた。11回は連打で押し込まれたところで、レフェリーが試合を止めた。ドヘニーは多彩なコンビネーションが光った。

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