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大阪市大大学院生ボクサー・坂本真宏 大みそか世界初挑戦!「感謝を力に替えて」

[ 2018年12月5日 15:18 ]

大みそかにマカオで世界戦挑戦することを発表した坂本真宏(右から2人目)は“伊達メガネ”で文武両道をPR(左から武市晃輔トレーナー、枝川孝会長、右は荒川哲男大阪市立大学長)
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 大阪市立大大学院生の異色ボクサー、坂本真宏(27=六島)が大みそかにマカオでIBFフライ級王者のモルティ・ムザラネ(36=南アフリカ)に挑戦すると5日、所属ジムが発表した。

 関係者によると、国公立大卒ボクサーの世界挑戦は日本で初めて。大みそかのマカオはWBOスーパーフライ級王座決定戦に出場する井岡一翔、WBAライトフライ級スーパー王者に挑む京口紘人とあわせて、トリプル世界戦となった。

 同大大学院工学研究科に籍を置く坂本はこの日、大阪市立大で会見。「感謝を力に替えて、世界チャンピオンを殴り倒したい」と意気込んだ。

 坂本は2014年12月にデビュー。戦績は13勝(9KO)1敗。唯一の敗戦は、16年11月にWBOアジア・パシフィック・フライ級王座決定戦での木村翔との一戦。その木村はその後、世界王座にまで上りつめている。

 相手のムザラネは36勝(24KO)2敗。高いKO率を誇り、ジョンリル・カシメロ(フィリピン)、ソラニ・テテ(南アフリカ)ら一流ボクサーら「超一流」(武市トレーナー)と戦ったこともあるベテラン。文武両道ボクサーが百戦錬磨の王者にどう戦うか、注目だ。

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2018年12月5日のニュース