×

京口、2階級制覇挑戦!大みそかにブドラーと激突 マカオで井岡と“共闘”

[ 2018年11月29日 13:00 ]

大みそかにマカオで世界挑戦することを発表した(左から)ワタナベジムの渡辺会長、京口、井上トレーナー
Photo By スポニチ

 ボクシングの前IBF世界ミニマム級王者・京口紘人(24=ワタナベ)が29日、東京・五反田のワタナベジムで会見し、大みそかにマカオでWBA世界ライトフライ級スーパー王者ヘッキー・ブドラー(30=南アフリカ)に挑戦することを正式発表した。

 京口は「大みそかに海外で世界戦ができるのはうれしい。しっかり勝って2本目のベルトを巻きたい」と抱負を語った。

 昨年7月にプロ8戦目でIBF世界ミニマム級王者を獲得。今年5月に2度目の防衛に成功したものの、減量によるパフォーマンス低下を痛感。熱望していた他団体王者との統一戦実現の見通しが立たないことから「ミニマム級にとどまる理由はない」と、王座返上と1階級上のライトフライ級への転級を決断し、2階級制覇を目指す。

 対戦相手のブドラーは5月の同じ興行で京口のジムの先輩である田口良一(31)から王座を奪取。京口は「田口さんがやらないなら」の条件付きながら当初からブドラーとの対戦を希望。「キャリア、やりにくさ…独特のボクシングをするけど、自分のスタイルとかみ合うと思う。打ち合いに持ち込んでKOしたい」と先輩のリベンジを誓った。

 京口の戦績は11戦11勝(8KO)無敗で、ライトフライ級でWBA1位、WBC2位、IBF4位にランク入りしている。ブドラーの戦績は35戦32勝(10KO)3敗。

 なお、大みそかの同興行では元3階級制覇王者・井岡一翔(29)がWBO世界スーパーフライ級王座決定戦で、同じく元3階級制覇王者のドニー・ニエテス(36=フィリピン)と対戦。日本人初となる4階級制覇に挑戦する。

続きを表示

この記事のフォト

2018年11月29日のニュース